王族用以外のトイレ

儀式や外国の賓客を謁見するために使われた鏡の間は、1871年にドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の即位式が行われ、また第一次世界大戦後の対ドイツとの講和条約であるヴェルサイユ条約が調印された場所でもある。

鏡の間にはたくさんの銀製品が飾られていたというが、ルイ14世は晩年になって、スペインとの王位継承争いが続いて戦費の捻出に困り、破産を免れるためにこれらを売って戦費に充てたという。

ヴェルサイユ宮殿には王族用以外のトイレがなかった。

宮廷の女性の大きくパラソルのように開いたドレスは庭園でそのまましゃがんで生理的な用を足すためである。

バラ園の隅などで事が行われたため「花を摘みに行く」という隠語が生まれたなどと言われる。

舞踏会の参加者も携帯便器を持参していたという。
update:2010年02月22日